イソフラボンの大百科

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イソフラボンとビタミンCを同時に摂るメリット

1.イソフラボンとビタミンCは一緒に摂ると効果的

大豆に含まれるイソフラボンは、美容や健康効果を生み出す成分として近年注目を集めています。
実はイソフラボンは、ビタミンと一緒に摂るとより高い効果を生み出すことができるのです。
その効果とはどんなものなのか、みていきましょう。


1-1.イソフラボンってどんな成分?

イソフラボンとは、大豆から抽出されたポリフェノールの一種で、高い抗酸化作用を持つ成分です。
私たちの身体を老化から守る、アンチエイジング効果に高い期待ができます。

他に女性ホルモンのバランスを整える「エストロゲン様作用」も持っています。
女性ホルモンのひとつ、エストロゲンと同じような働きをするため、加齢やストレス、生活習慣の乱れなどが原因となり減少するエストロゲンの働きを補ってくれます。


1-2.ビタミンCってどんな成分?

ビタミンCとは、水溶性ビタミンのひとつに分類され、美容効果を生み出す代表的な成分です。

細胞と細胞を繋いでいるたんぱく質の一種、コラーゲンの生成を助ける働きを持ち、健康的で美しい肌の維持に欠かせない役割を果たします。

鉄分の吸収を助ける働きもあり、血流の改善を促します。
他にも抗酸化力を持つことから、体内に発生した酸化物質、活性酸素の除去に高い効果を発揮します。

2.イソフラボンとビタミンCが生み出す相乗効果

イソフラボンは、女性ホルモンのバランスを整えることから「美のホルモン」と呼ばれています。
ビタミンCも美容のビタミンとして、女性にはすっかりお馴染みの成分です。
「美」という共通の作用を持つため、一緒に摂ると美容面で嬉しい効果を発揮してくれます。
他にも健康面での効果も高めてくれるのですが、それはどんな効果なのか、ご紹介していきます。


2-1.コラーゲンの生成を促して肌にハリを与えてくれる

イソフラボンとビタミンCは、ともにコラーゲンに関わる働きを持ち、肌にハリや弾力を与えてくれます。

肌のハリが失われていく原因のひとつは、ホルモンバランスの乱れといわれています。
イソフラボンのエストロゲン様作用は女性ホルモンの働きを補うため、コラーゲンの生成を促進させます。

コラーゲンは量ももちろん大切ですが、同じように質も重要です。
コラーゲンは加齢とともに減少し、同時に弾力性を失い、硬くなっていきます。
特に更年期に差し掛かると女性ホルモンのひとつ、エストロゲンの分泌量が大幅に低下してしまいます。
するとコラーゲンはさらに減少し、硬さもさらに増してしまうのです。

イソフラボンが体内に充分存在していると、エストロゲンの代わりとして作用してくれるため、加齢とともに質や量が変化するコラーゲンの生成が促されます。
美のビタミンとも呼ばれるイソフラボンは、この働きによって肌に再びハリや弾力を取り戻してくれるのです。

さらに、美容のビタミンとも呼ばれるビタミンCも、コラーゲンの生成を助けます。
コラーゲンが生成された最初の段階では、実は不完全な状態で存在しています。
このコラーゲンを完全な形に作り上げるために必要なのが、ビタミンCなのです。
他にもビタミンCにはコラーゲンを強力にする働きもあるため、コラーゲンの生成には欠かすことができません。

これらの働きを持つビタミンCと、イソフラボンを一緒に摂取することで、加齢によるコラーゲン不足に負けない肌のハリ弾力を手に入れることができます。


2-2.抗酸化作用で老化を防ぐ

イソフラボンとビタミンCは、どちらも抗酸化作用を発揮して老化を抑える働きがあります。

抗酸化作用とは、体内に発生して細胞を酸化させる物質、活性酸素を取り除く働きです。
活性酸素によって細胞が酸化すると、鉄などと同じように錆びが発生します。
この細胞が錆びてしまった状態を「老化」と呼んでいます。
つまり、活性酸素を体内から取り除いてしまえば、老化の進行を遅らせることができるのです。

抗酸化作用を持つポリフェノールの一種であるイソフラボンは、その働きで活性酸素を取り除いてくれます。
ビタミンCも高い抗酸化作用を持つビタミンとして知られ、老化防止に欠かせない成分です。
イソフラボンとビタミンCがともに抗酸化作用を発揮することで、肌のシミやシワを取り除き、肌の老化を防いでくれます。


2-3.免疫力を向上させる

免疫力が低下すると細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなってしまいます。
イソフラボンとビタミンCはともに免疫力を高める働きがあり、体内に侵入した異物への抵抗力を高めてくれます。

イソフラボンにはふたつの型があり、体内に吸収されやすいアグリコン型イソフラボンは免疫力を高める働きを持っています。
さらに、がん細胞の増殖を抑え、がん治療に使用される放射線による免疫力の低下も防いでくれます。

ビタミンCにはアレルギーに関わる物質、ヒスタミン濃度を下げる働きがあります。
ヒスタミンはダニなどと反応してくしゃみや鼻水を引き起こす物質です。
ヒスタミン濃度が高いと免疫細胞の働きが鈍ってしまうのですが、ビタミンCは体内のヒスタミン量を減らす働きがあり、免疫細胞を再び活発にさせます。

イソフラボンとビタミンCはどちらも免疫力向上に作用しますが、それぞれが異なる異物に対抗するので、より高い免疫力が備わるのです。


3.イソフラボンとビタミンCは相性が良い成分

イソフラボンは女性ホルモンのバランスを整えたり、老化を防いだりと、美容や健康に嬉しい効果を発揮してくれる成分です。
その効果をより高めるために、ビタミンCも是非一緒に取り入れていきましょう。

イソフラボンもビタミンCも、どちらも長時間は体内に留めておけません。
そのため体外へ排出されやすいので、継続的に摂取したい成分です。
イソフラボンとビタミンCを毎日上手に取り入れ、美と健康に役立てていきましょう。

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