イソフラボンの大百科

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イソフラボンでメタボリックシンドロームを予防・改善

1.イソフラボンとメタボリックシンドローム

お腹まわりに脂肪がつきはじめ、ぽっこり体型が気になり出している方もいるのではないでしょうか?国民健康栄養調査によれば、男性の3人に1人、女性の5人に1人が肥満状態だとされています。
肥満を放っておくと、いわゆるメタボ状態に進行してしまいます。
メタボは生活習慣病の第一歩となるため、早めの改善が必要です。

イソフラボンには、メタボの改善に有効に働く成分が含まれているのですが、その働きを紹介する前に、メタボとはどんなものなのか、みていきましょう。


1-1.メタボリックシンドロームってどんな状態?

メタボ体型と表現されることがあるように、肥満の状態は「メタボ」と呼ばれることがあります。
厳密には、メタボは内臓脂肪型肥満の状態を指し、基準も定められています。

ウエスト周囲が男性85㎝、女性は90㎝を超え、高血圧・高血糖・脂質異常症の3つのうち、基準値を2つ以上超えていると、メタボリックシンドロームと診断されます。

40代以上では、男性の2人に1人、女性の場合だと5人に1人が、メタボ予備軍といわれています。


1-2.メタボの原因

メタボになる大きな原因は、内臓脂肪の蓄積です。
その要因として、筋肉不足による基礎代謝の低下が挙げられます。
運動不足や食べ過ぎなど、生活習慣が乱れた状態が続くと、摂取するエネルギーと消費されるエネルギーのバランスが乱れてしまいます。
すると筋肉量が不足し、エネルギーを生み出す基礎代謝が落ちてしまうために、脂肪が燃焼されなくなってしまうのです。

他にも、加齢やストレスの影響を受けると、ホルモンバランスに乱れが生じやすくなります。
特に女性ホルモンのひとつ、エストロゲンは、内臓脂肪と関わる働きがあるため、分泌量が低下すると肥満の原因となってしまいます。
女性はホルモンの影響を受けやすいので、バランスの維持に気を配る必要があります。


1-3.メタボになると?

前述しましたが、メタボは高血圧・糖尿病・高脂血症の2つ以上が同時に起きている状態です。
メタボになると、これらの症状は単独ではなく、それぞれが原因となって他の症状を引き起こしてしまいます。
この状態を放置していると、血管が硬くなり、血液がドロドロになる動脈硬化の進行を進めてしまいます。

動脈硬化はがんや脳卒中、心筋梗塞など、重篤な病への引き金となります。
これらは全て、始まりは内臓脂肪型肥満が招いています。
つまり、メタボになると様々な生活習慣病の発症を進める原因になってしまうのです。

2.イソフラボンがメタボリックシンドロームを改善

内臓脂肪を蓄積させる原因として、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。
特に女性はホルモンバランスが変化しやすいため、影響を受けやすいのです。

イソフラボンはホルモンバランスを整える働きを持っているので、女性のメタボ対策に効果的に作用してくれます。
さらに、基礎代謝向上にも期待ができるので、脂肪がつきにくい身体を作ることもできます。
では、これらの働きを持つイソフラボンの具体的な効果をみていきましょう。


2-1.イソフラボンのメタボ改善効果

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積が大きな原因です。
肥満の抑制には、女性ホルモンのひとつ、エストロゲンが効果的に働きます。
実はエストロゲンには脂肪を燃焼させる働きがあり、脂肪が蓄積されたメタボの改善に効果的に作用してくれます。

更年期に差し掛かる時期は、エストロゲンの分泌が急激に減少してしまいます。
そのため中高年以降になると脂肪がつきやすく、取れにくいと感じてしまうのです。
特に閉経後の女性は、お尻やふとももまわりに皮下脂肪がつきやすくなるので、お腹の内臓脂肪が目立ちにくなってしまいます。
そのため、更年期の時期になってから急激にメタボになったと感じることも珍しくありません。
メタボの予兆を事前に認識するためにも、エストロゲンの分泌が大切なのです。

この不足しやすいエストロゲンの働きを、イソフラボンが持つ「エストロゲン様作用」が補ってくれます。
エストロゲンは満腹中枢を刺激する働きもあるので、イソフラボンを摂取すると食べ過ぎを防止する効果も期待できます。
そのため、普段からイソフラボンを摂取しておくことで、メタボの予防にも繋がるのです。

また、内臓脂肪の蓄積は、基礎代謝の低下も原因のひとつです。
基礎代謝が低下すると、脂肪を燃焼させる筋肉量が低下してしまい、内臓脂肪が落ちにくくなってしまいます。
では基礎代謝がなぜ落ちてしまうのかというと、加齢やストレスの影響で大量に発生した活性酸素が引き起こしています。
活性酸素は筋肉細胞を酸化させてしまい、正常な細胞を錆びさせる物質です。
放っておくと身体の老化が進み、基礎代謝の低下を進行させてしまいます。

そこで、体内に発生した活性酸素の除去に、イソフラボンのもうひとつの働き「抗酸化作用」が効果を発揮します。
筋肉細胞から活性酸素を取り除くことで、細胞を再び活性化させ、脂肪を燃焼しやすい身体を取り戻すことができるのです。


2-2.大豆製品とイソフラボンサプリメントでメタボ改善

メタボの改善に必要なのは、運動と食習慣の見直しです。
運動は筋力をアップさせ、基礎代謝を向上させます。
運動後の食事は、たんぱく質が豊富な大豆製品を取り入れるとよいでしょう。
豆腐や納豆はカロリーが高くないので、脂肪の蓄積も抑えられます。

ただ、栄養バランスを考えると、大豆製品ばかりでは他の栄養素が不足しがちです。
様々な食品を取り入れながら、大豆製品を一緒に加えるとバランスよく摂取できます。
大豆製品は毎日食べていても、意外と多くは摂取できていないものです。
不足しがちな大豆製品はイソフラボンサプリメントで取り入れ、効率よくメタボを改善、予防していきましょう。

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